2023年3月

この月に主要AIサービスで起きた11件の出来事です。対話AI 5件、開発 3件、リサーチ 1件、画像生成 2件。

対話AI5

  • ChatGPT機能

    ChatGPT プラグインを導入

    外部サービスや最新情報に ChatGPT をつなぐプラグインの初期対応を始めた。最初は一部の開発者と ChatGPT Plus 利用者が優先された。

  • Geminiモデル

    Bard を米英で試験公開

    Google が対話型AI「Bard」の利用受付を米国と英国で始めた。LaMDA を軽量化・最適化したモデルで動き、位置づけは実験的サービス。他の国と言語には順次広げる方針が示された。

  • Microsoft Copilot機能

    Microsoft 365 Copilot を発表

    大規模言語モデルと Microsoft Graph のデータを組み合わせ、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams に組み込む AI として発表した。複数のアプリを横断する Business Chat も示された。顧客のデータはモデルの学習に使わないとしている。

  • ChatGPTモデル

    GPT-4 を公開

    GPT-4 を発表した。テキストと画像を入力に取るマルチモーダルモデルで、ChatGPT Plus と API で提供された。

  • Claudeモデル

    Claude を一般公開

    Anthropic が Claude を発表した。チャットと API で提供し、高性能版の Claude と、高速で低価格な Claude Instant の2種類があった。Notion、Quora、DuckDuckGo などが初期パートナーとして紹介された。

開発3

  • GitHub Copilot機能

    Copilot X の構想を発表

    チャット、音声入力、プルリクエストの説明文の生成、ドキュメントへの質問など、コード補完の外へ Copilot を広げる構想を示した。これらの一部に GPT-4 を採用するとした。

  • Cursor機能

    Windows と Linux に対応

    v0.0.37 で Windows と Linux に対応した。編集の長さ制限もなくなり、好きな長さで AI に書き換えさせられるようになった。

リサーチ1

  • Perplexity企業

    シリーズ A 調達と iOS アプリを公開

    NEA が主導するシリーズ A で2,560万ドルを調達した。同時に iOS アプリを出し、サインインや検索履歴の保存、共有に対応した。

画像生成2

  • Adobe Fireflyモデル

    Adobe Firefly をベータ公開

    Adobe が画像とテキスト効果を生成する Firefly をベータ版として公開した。学習には Adobe Stock、オープンライセンス、パブリックドメインの素材を使うと説明された。Content Credentials に「Do Not Train」タグを付ける構想も示された。

  • Midjourneyモデル

    V5 を公開

    写真に近い描写と手の表現の改善が注目されたバージョン。報道では、アルファ版の画像で解像度が1024×1024に上がったとされる。月までしか確認できていない。