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Suno、語りと音楽を1本で作る Speech をベータ公開 約1か月の試験を経て全員に

Suno が2026年10月1日、語りと BGM を1本の音声として同時に作る Speech(ベータ)を全員に公開した。約1か月の少人数テストを経た。料金、消費クレジット、対応言語は発表に書かれていない。

年表で見ると:Suno の節目と更新年表を見る
1日26日1日22日2026.08.12 BMG と提携2026.08.12BMG と提携BMG と提携2026.08.13 Suno Studio 2.0 を公開2026.08.13Suno Studio2.0 を公開Suno Studio 2.0 を公開2026.09.08 Believe と TuneCore と提携2026.09.08Believe とTuneCore…Believe と TuneCore と…2026.09.09 v6 を公開2026.09.09v6 を公開v6 を公開2026.10.01 Speech(ベータ)を公開2026.10.01Speech(ベータ)を公開Speech(ベータ)を公開

TRAIL の年表(重要度2以上)から作成。2026.10.01 まで。

  • Suno が2026年10月1日、語りと音楽を1本の音声として同時に作る Speech(ベータ)を公開した。
  • 朗読、ナレーション、音声メッセージなど、話し声に音楽を付けた音声を作りたい人に関係する。
  • 約1か月の少人数テストを経て、ベータは全員に開かれた。料金や対応言語は発表に書かれていない。

何が発表されたか

音楽生成AIの Suno は2026年10月1日、Speech(ベータ)を公開した。Suno の発表は、Chief Product Officer(製品の最高責任者)の Jack Brody 氏の名前で出ている。

Speech は、話し声と、それに合わせたオリジナルの BGM を作る機能だ。発表は Speech を、声と音楽を1つのまとまったトラックとして同時に生成する初めての音声モデルだと説明している。「初めて」は Suno 自身の表現である。

使い方は2段階だ。まず、思いついたこと、詩、自分で書いた文章などを入力する。次に、どんな声で、どんな音楽にしたいかを言葉で指定する。Speech は Suno の中に組み込まれていると、発表は書いている。

発表は、社内で試したときの作例を挙げている。

  • 友人から届いたメッセージを、大げさに演出した朗読にする
  • ふだんの音声メモに、壮大な音楽を付ける
  • 瞑想の音声、詩、励ましの言葉、子ども向けの寝る前の物語を作る

Suno は約1か月、少人数の利用者と Speech を試し、10月1日にベータを全員に開いた。ベータは、完成前の試験的な提供を指す。発表は不具合も具体的に書いている。イギリス英語のなまりが途中でオーストラリア風にずれることがある。間(ま)の取り方が大げさになることもあるという。Suno は、利用者の反応を見ながら Speech の改良を続けるとしている。

年表で見ると

TRAIL の年表で、Suno の最新のモデル更新は2026年9月9日の v6 である。v6、v6-wild、v6-mini の3モデルが出た。基準日の2026年10月11日から数えると、32日前にあたる。年表にあるモデル更新の間隔は、中央値が156日、最小が28日、最大が173日だ。Speech は、年表では機能の追加として記録している。

2026年8月からの年表には、種類の違う出来事が並ぶ。

月ごとの出来事の数は、8月が4件、9月が2件、10月は基準日までで1件だ。その前の7月は0件だった。

声に関する機能は、Speech の前にもある。2026年8月7日、Voices という機能が iOS と Android で使えるようになり、無料プランでも試せるようになった。ただし、年表の2026年6月以降の出来事で、語りの生成を扱うのは Speech だけだ。

同じカテゴリで比べると

TRAIL の音声・音楽の比較表には、Suno のほかに ElevenLabs が並ぶ。年表にある直近45日の出来事(重要度2以上、2026年8月27日から10月11日)は次の6件である。

日付 ツール 出来事
2026年9月8日 Suno Believe と TuneCore と提携
2026年9月9日 Suno v6 を公開
2026年9月10日 ElevenLabs Universal Music Group と複数年契約
2026年9月28日 ElevenLabs Eleven v4 と v4 Turbo を公開
2026年9月30日 ElevenLabs 株式売却で評価額220億ドルに
2026年10月1日 Suno Speech(ベータ)を公開

ElevenLabs は2026年9月28日に Eleven v4 と v4 Turbo を公開した。感情表現を重視した音声合成(文章を声で読み上げる技術)のモデルで、90以上の言語に対応する。10秒の音声から、その声を再現する Instant Voice Clone も作れる。Suno の発表は、Speech の対応言語の数にも、声の複製にも触れていない。ElevenLabs や Eleven v4 の名前も出てこない。

逆向きの動きも年表にある。ElevenLabs は2025年8月5日に音楽生成の Eleven Music を公開し、2026年9月11日には新版の Music v2.5 を出した。2026年9月10日には Universal Music Group と複数年契約を結んでいる。2社の違いは ElevenLabs と Suno の比較にまとめている。

TRAIL の年表では、音楽モデルを出してきた Suno が語りの生成を、音声合成モデルを出す ElevenLabs が音楽の生成を扱っており、2社の範囲は重なっている。ただし Speech はベータで、対応言語は示されていない。90以上の言語に対応する Eleven v4 と、同じ条件で並べられる数字はまだない。

誰が、いくらで使えるか

発表は、ベータを全員に開くと書いている。対象のプランを限る記述はない。

Speech の料金、消費するクレジット、プランごとの違いは、発表に書かれていない。クレジットは、Suno で音声を作るたびに減っていく利用枠だ。

参考として、Suno の現在のプランを示す。TRAIL が2026年10月10日に Suno の料金ページで確認した内容である。

プラン 月額 クレジット 主な内容
Free $0 1日50 v6-mini が使える。商用利用は不可
Pro $8 月2,500 v6 と v6-wild が使える。商用利用可
Premier $24 月10,000 Suno Studio が使える

この表は音楽生成を含む Suno 全体のプランで、Speech にそのまま当てはまるかは発表からは分からない。提供地域と日本語での扱いも、発表は触れていない。

まだ分からないこと

  • Speech で1回に作れる音声の長さ。
  • 消費するクレジットの数と、Free で使える回数。
  • 日本語を含む対応言語。発表の不具合の例は、英語のなまりだけだ。
  • 作った音声を商用に使えるかどうか。
  • ダウンロードの回数制限が Speech にも当てはまるかどうか。
  • スマートフォンのアプリで使えるかどうか。
  • 自分の声を使えるかどうか、他人の声をまねることへの対策があるかどうか。
  • ベータが終わり、正式版になる時期。

出典

この記事に出てくるツール

  • Suno

    Suno, Inc.

    文章から歌と曲を作るAI音楽生成サービス

    • 無料プランあり
    • 日本語対応なし
    • APIなし
    年表
    36件
    最新の更新
    2026.10.01
  • ElevenLabs

    ElevenLabs

    音声合成・文字起こし・音声エージェントのAI

    • 無料プランあり
    • 日本語対応なし
    • APIあり
    年表
    38件
    最新の更新
    2026.09.30

Timeline

関連する出来事

  1. Speech(ベータ)を公開

    Suno・機能 最終確認 2026年10月10日

  2. v6 を公開

    Suno・モデル 最終確認 2026年10月10日

  3. Suno Studio 2.0 を公開

    Suno・機能 最終確認 2026年10月10日

  4. Believe と TuneCore と提携

    Suno・企業 最終確認 2026年10月10日

  5. Eleven v4 と v4 Turbo を公開

    ElevenLabs・モデル 最終確認 2026年10月10日

  6. Universal Music Group と複数年契約

    ElevenLabs・企業 最終確認 2026年10月10日