2026年10月

この月に主要AIサービスで起きた26件の出来事です。対話AI 6件、開発 7件、統合エージェント 3件、リサーチ 3件、画像生成 5件、動画生成 1件、音声・会議 1件。

対話AI6

  • Gemini提供終了

    Deep Research 旧エージェントの停止予告

    API の deep-research-pro-preview-12-2025 を2026年10月23日に停止すると予告された。同日 3.7 Flash と 3.5 Flash は非推奨になり、後継へ自動で振り分けられる。

  • Microsoft Copilot機能

    CRM を Copilot の作業の流れに統合

    Dynamics 365 の営業・サービス・顧客インサイト向けに30の新しいスキルを加えた。Sales Development Agent はパブリックプレビューで、11月16日から Copilot Credits を消費する。

  • ChatGPTモデル

    GPT-6 と Intelligent UI を全員に展開

    ChatGPT の Chat 画面で、Plus 以上には GPT-6 Sol、Free と Go には GPT-6 Luna の展開を始めた。回答を図や操作できる画面で返す Intelligent UI も加わる。

  • Claudeモデル

    Claude Haiku 5.5 を公開

    最も安く速い小型モデル。前世代より約75%安い。要約、分類、問い合わせ対応など大量処理に向く。

  • Geminiモデル

    Nano Banana 2.1 を API で GA

    gemini-nano-banana-2.1 が正式版になった。gemini-3.1-flash-image は非推奨になり、移行が案内された。

開発7

  • GitHub Copilot機能

    JetBrains 版に既定モデルの管理設定

    JetBrains 向けプラグインで、Enterprise の管理者が新しい会話の既定モデルを管理設定で指定できるようになった。診断から修正を頼む Fix 操作と、MCP サーバーの自動起動を止める設定も加わった。JetBrains IDE 2025.1 のサポートは終了した。

  • Jev企業

    シリーズA、8億7000万ドルを調達

    TypeSafe AI が評価額75億ドルで8億7000万ドルを調達した。リードは Andreessen Horowitz で、Sequoia Capital と既存投資家の DCVC も参加した。Martin Casado が取締役に加わった。

  • Codex機能

    GPT-6.1 Sol の Ultrafast モードを追加

    GPT-6.1 Sol のトークン生成を速める Ultrafast モードが始まった。月額500ドルの Pro と、対象の Enterprise・Edu で使える。米国と欧州の推論リージョン指定に対応する。

  • Claude Codeモデル

    Claude Haiku 5.5 に対応

    Claude Code v2.1.293 で Claude Haiku 5.5 が加わり、既定の Haiku モデルになった。

  • GitHub Copilotモデル

    Claude Haiku 5.5 を一般提供

    サブエージェントや小さな編集、ターミナル作業のような、速さと量が要る用途向けの軽量モデル。Pro、Pro+、Max、Business、Enterprise で使える。

  • GitHub Copilot機能

    ローカルサンドボックスを一般提供

    Copilot CLI、Copilot アプリ、VS Code のセッションで、エージェントがアクセスできる範囲を手元の端末で制限できる。企業は管理設定でファイルや認証情報、インターネットへのアクセスを制御でき、追加費用はかからない。

  • Cursor機能

    ローカルのエージェントを iOS から遠隔操作

    自分の PC で動くローカルエージェントを、iOS アプリから見て返信できるようになった。Enterprise 以外では標準で有効で、PC は起動したままオンラインにしておく必要がある。

統合エージェント3

  • Manus企業

    5億ドル超の資金調達を報道

    Butterfly Effect が5億ドル超を調達したと報じられた。Meta 取引の解消後で初の調達で、Boyu Capital と IDG Capital が主導した。評価額は非公表。

  • Manus機能

    Game Dev を公開

    プログラミングなしでゲームを作る機能。パラメータを調整するパネル、アセット管理、マルチプレイ用サーバーに対応する。

  • Manus機能

    Video Editor を公開

    Manus 2.0 の Manus Studio に加わった動画編集機能。テキストから動画を作れ、各要素は別レイヤーで編集できる。

リサーチ3

  • Sakana AI企業

    Evidence Finder が Namazu を導入

    Iris 社の医療エビデンス検索ツールが Sakana Namazu を採用した。第120回医師国家試験で96.4%の正答率を出したと公表している。

  • Perplexity機能

    Automations とインライン可視化を追加

    定期実行や、連携アプリの出来事を引き金にした自動実行ができる Automations を追加した。会話の中で動かせるグラフも作れる。動画生成には MiniMax H3 と Seedance 2.5 が使える。

  • Perplexity機能

    Decisions API を追加

    はい・いいえや選択式の質問に、文章ではなく確率で答える API を追加した。入力は100万トークンあたり0.02ドルで、出力への課金はない。

画像生成5

  • Midjourney機能

    共有フォルダを追加

    フォルダに共同編集者や閲覧者を招待できるようになった。共同編集者はフォルダへ直接生成でき、公開範囲は非公開・リンク共有・全会員から選べる。

  • Midjourney機能

    Thinking Mode の試験を開始

    alpha サイトで、生成済みのジョブを考え直させて再実行する Thinking Mode を試験中。プロンプトの正確さや文字、整合性が上がると説明している。

  • Nano Bananaモデル

    Nano Banana 2.1 を公開

    gemini-nano-banana-2.1 を正式版として公開した。画質、指示への忠実さ、文字表現が向上し、1:4 や 8:1 などの横長・縦長の比率で出ていたタイル状の乱れを修正した。最大14枚の参照画像を合成できる。

  • Nano Banana提供終了

    Gemini 3.1 Flash Image を廃止予告

    Nano Banana 2.1 の公開に合わせ、gemini-3.1-flash-image の廃止が告知された。移行先は gemini-nano-banana-2.1。提供終了日は取得時点で未定。

  • FLUXモデル

    FLUX 3 Image を公開

    最大10枚の参照画像、枠指定でのレイアウト制御、局所編集、4K出力に対応する画像モデル。API 料金は1Kで1枚0.048ドル。

動画生成1

  • Runway企業

    Claude Motion で Anthropic と連携

    Anthropic が Claude Motion を公開し、Runway と連携した。プロンプトから短いアニメーション動画を作り、Runway に書き出して編集や追加生成ができる。Claude の Team と Enterprise プランで使える。

音声・会議1

  • Suno機能

    Speech(ベータ)を公開

    語りとBGMを1つのトラックとして同時に生成するモデル。文章と声・音楽のスタイルを指定して作る。全ユーザー向けのベータ。